●強殖装甲ガイバー 29巻
高屋良樹

1985年から延々連載しているから今年で27年。でもまだ29巻。ストーリーも全く終わる気配が無い。丁寧過ぎて話が全然進まない上に、未だに新キャラとか出てくるし。
作者は現在52歳だそうだから、せめてあと10年くらいで完結しないと色々ヤバい感じ。作者が亡くなるか、読者が死ぬか、壮絶なチキンレースの様相を呈して参りました。
●鉄腕バーディーEVOLUTION 13巻(完)
ゆうきまさみ

いやー、ようやく終わったね〜。これも一番最初は奇しくもガイバーと同じ1985年。これも終わらないと思ってたけど、結構無理矢理終わらせた感じ。
アニメのパトレイバーなんかもそうだったけど、風呂敷を広げるだけ広げて最後はなんだかショボく終わるのは仕方ないのかなあ。ちょっと納得いかないラストでした。
●ファイナル・セーラー・クエスト
火浦功・竹本泉

火浦功って人の小説?は初めて読んだけど、これ竹本泉と世界観が一緒で、もう兄弟なんじゃないの、ってほどベストマッチ。
内容は、バブル期の土地の高騰の折り、世田谷区で発見されたダンジョンに不動産屋がこれ幸いと町を作ってしまった。モンスターもうようよいるが土地不足なので背に腹は替えられない。もちろん学校もあって、そこに転校してきた方向音痴の主人公が右往左往するお話。
バハムート(ベヒモスだね)がやきそばパン好きとか、素晴らしいです。
●ながるるるるるこ
竹本泉

ながるる+るるるこ、が正しい。漂流してたところをトカゲに助けられた幼女が色んな種族間を放浪というか売られるというかしてさまようお話。ちょっと違うかも。
でも久しぶりにマトモなSF。最近ご近所なアレものが多かったから、これは嬉しい。
●都市と星
A.C.クラーク

今更説明の必要もない古典ですが。新訳版って読んだ事なかったので買ってみた。通算何冊目だろうと思うとナニだが、気にしたら負けだ。
いや用語が今風になっていて読みやすいんじゃないでしょうか。いいかんじ。でも装丁はイマイチ。なんだよこのサイバーパンク。
●マブラヴ・マブラヴオルタナティブ・ツインパック

元エロゲのXBox360版。もう発売から1年ちかく経つんだけど、PS3版の発売が近いからか新品が半額近くに値下がりしていたので買ってみた。ちなみにPC版はプレイ済みだけどえらい昔の事なんで細部は忘れた。
ちなみに鑑フィギュアは開封してません。飾るにはちょっとね。だってマブラヴ+オルタを単品で2枚買うより、このツインパックの方が安かったんですものよ。おっほっほ。