デレステはいわゆる音ゲー。
曲に合わせて玉が五箇所のポイントめがけて落ちてきて、ポイントに重なるタイミングで対応するキーを押す。
ほとんどのユーザーはスマホかタブレットで遊んでると思われるこのゲーム、PCでやると結構難易度が高い。難しい原因はもっぱらキーボードの遅延。キースキャンのポーリングレートがまあ害悪で、キー押してから反応するまでに(自分の環境で)50ms〜150msくらいのバラつきがある。同じテンポでキーを押し続けても、鳴る音は勝手にシンコペーションが付くという。ゲームの難易度は5段階あるんだが、下二つ(Basic/Regular)はなんとかなってもそれ以上のProとか絶対に無理。
という訳で、仕方なく?専用のコントローラーをラズベリーパイで作った。なんかレバーレスコントローラー用のファームウェアが公開されてたの見つけたので、900円のラズパイピコにファーム入れて(と言ってもUSBボリュームとしてPCにマウントできるんでコピーするだけ)、一個450円の三和電子の30φボタンにハーネス(セットで990円)繋いで、超テキトーな1,000円プラケースに入れておしまい。電源も不要。締めて5,600円也。
試作品とは言え、我ながら酷っでえ見た目。
見栄え全く考慮せず、というかケースの中に余った部品とかシールとか入れておけて便利。
最初は格闘ゲームにも使えるようにレバーレスと同じ結線にしようとしたんだけど、デレステがスティック系のSW(UPとかDOWNとか)を認識しなかったので、もうこれはデレステ専用と割り切ってボタン配置をA系統とB系統だけにつなぎ替えた。残念。
ラズパイさすがに早い。遅延メチャ少なくてボタン押した瞬間に音が鳴るようになった。んだが、今まで遅延を見越したキーダウンしてきたもんで逆に難しくなってしまった...慣れるまで修行である。
そのうち格ゲー用レバーレスも作ろう。
【ゲームの最新記事】