あまりに左手が動かないのに脳内が真っ白になり、ふと気がついたら色物に手を出してしまっていた...

Ibanez・TMB35-MGR。30インチショートスケールの5弦という超珍しい仕様のベース。

ちっちぇえ。ベースに見えねえ。左がSR2005・主流のサイズで34インチ。10cmも短い。
運指のリハビリには良いかも、というのと、弦間が18mmあって(SRは16.5mm)右手も4弦の感覚で行けそうかなというのと、こんなのそうそう発売しないよね、って感じでつい買ってしまった。
Ibanez的にも実験モデルらしく、カタログには「SPOTモデル」とか書いてある。お値段もさすがにキッズやレディースも視野に入れないと売れないと踏んだんだろう、税込み4万円ぽっきりとお安かった。インドネシア製。
ボディはポプラ、ネックはメイプル、指板はジャトバ。うん4万だし、どんどんネック狂いそうな予感。

フレットの仕上げが雑。

謎メーカーのペグ

ラジオ会館で50円で売ってそうなボリュームノブ

ブリッジは内製らしい。
まず調整、と思ったが。色々アレだった。
まずいきなりネックが若干逆反りだった。なんでやねん。1弦の1フレットと12フレット押さえたら隙間無いでやんの。いきなりロッド調整。で何故かくっそ高かった弦高も少し下げる。
次にチューニングしてイントネーション調整。

これは5弦が全然あって無くて、ブリッジの駒を最長にしても少しだけ合わなかった。マジか〜
うーん。ちょっと早まったかなー。でも練習にはいいかあ。むちゃくちゃ弾きやすい。音も、5弦のローポジション使わなければ案外悪くなかった。ちょっとSN比は悪いけど練習用なら全然おけ。
そしてメンテ機材の入ってるSR2005のハードケースを空けておいたら、占拠されていた。

ベロア暖かいよね。わかる。